虚無日記

残念な人の残念な人による素敵な人のための日記

『イヌが教えるお金持ちになるための知恵』

ボード・シェーファー(瀬野文教訳)(2001年)『イヌが教えるお金持ちになるための知恵』、草思社

 

憲法の授業で准教授が「労働で自己実現する」ということを発言したとき、はっきり言って私は『何を言ってるんだお前は』という状態になった。
ヘシオドスの『労働と日々』やアリストテレスの『ニコマコス倫理学』で労働を礼賛するところがあるけれども、それもよくわからない。
というかヘシオドスに至っては『プラトン序説』にあるとおり、古代ギリシア神話の詩は人間の行為規範を示すいわば「法典」だし。
自分の周りを見てみると、お金を使ってる人より、お金に使われている人、もっと激しい言い方をすればお金の奴隷になっている人が多い。私は自由になりたいので、そんな奴隷になりたくない。

 

お金の法則(pp.13-4)
・お金とはそもそもあなたにとってなにを意味をするのかをはっきりさせること
・いちばん重要な目標を定めること。たくさんの目標リストからなぜこれこれこれだけを選び出したのか
・夢貯金箱を用意し、夢をかなえるためのお金をためる
・収入がふえただけではお金の問題は解決しない←「入るお金が多ければ、それだけ出ていくお金もふえるんだよ」(p.42)
・目標を定めたらそれに集中する
・サクセスダイアリーをつけ、うまくいったことを(小さなことでいいので、すくなくとも5つ)書きとめておく(括弧内私)

 

「たいていの人間はね、自分がなにをやりたいのか、なにがほしいのかよくわかってないんだよ」(p.36)
めちゃくちゃ心に刺さるマネー(イヌの名前です)の台詞

 

借金がある人は4つの原則を守ろう(pp.99-105)
①クレカを全部破り捨てる(あると持ってるお金より使っちゃうから)
②ローンは少しずつ返そう(もしローンを組んだとき、利息を払いたくないという気持ちから高い返済金にすると生活そのものが苦しくなる可能性がある)ピース又吉が出るNHKのオイコノミヤでローンが資本主義経済を爆発的に加速させたみたいな話があって面白かったな
③クレカで生活に必要なものを買うときの「フィフティーフィフティーの原則」(生活に必要でないお金の半分は貯金し、残りの半分を借金返済に当てる、借金を一気に全額払い終わって得られるものは何もない)※というか借金で物を買うな、お金を貯めて物を買え
④ほんとうに必要なのか自問する

 

「たとえば君が千円かせいだとしよう。それを分配したらいいんだ。大部分は銀行に入れる。そして残りの一部は夢貯金に回し、あとは使うことにする」(p.118)

 

「お金自体は人を幸福にも不幸にもしない」(p.167)

 

 

イヌが教えるお金持ちになるための知恵

イヌが教えるお金持ちになるための知恵

 

 

 

ヘーシオドス 仕事と日 (岩波文庫)

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ニコマコス倫理学 (西洋古典叢書)

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プラトン序説

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